ETF「SPLG」がベンチマーク変更:S&P500連動でVOOと並ぶ最安水準の信託報酬0.03%に

ETF「SPLG」がベンチマーク変更:S&P500連動でVOOと並ぶ最安水準の信託報酬0.03%に

こんにちは。

株価指数のS&P500といえば、インデックス投資のベンチマークとしてメジャー中のメジャーです。
アメリカ株投資家ならだれでも知っている3大ファンドが、低コスト競争でしのぎを削っています。
現時点での総経費率(エクスペンスレシオ)では、以下のの序列になっています。

  • バンガード・S&P500 ETF(ティッカー :VOO):0.03%

  • iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(ティッカー :IVV):0.04%

  • SPDR® S&P 500® ETF (ティッカー :SPY):0.09%

 

しかしここにきて、(SPYも運用している)ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社の「SPDR ポートフォリオ米国大型株式 ETF」(ティッカー:SPLG)が、ベンチマークをS&P500に変更してきました(2020年1月24日より)。
SPLGの経費率は、VOOと同じく最安水準の0.03%です。

 

記事中にある経費率の一覧表(下図)もご覧ください。

出典:https://www.morningstar.co.jp/market/2019/1225/fund_00411.html

 

SPLGの現行のベンチマークは、米国株式市場を広くカバー「SSGA 大型株式指数」でややマイナーな株価指数です。
それ以前(2017年11月15日以前)には、ラッセル1000指数をベンチマークとしていました。
ただ、総経費率そのものは、現行でも0.03%で運用されているファンドです。
https://www.spdrs.jp/etf/fund/ref_doc/Factsheet_SPLG.pdf

2019年12月16日時点の純資産総額を見てみましょう(ブルームバーグより)。
やはり、S&P500連動の3大ファンドよりは全く規模が異なり、2桁小さい規模になります。
とはいえ、他の3つが巨大なのであって、それほど心配になるような規模の小ささではないです。

  • SPY:    3,056.82 億USドル
  • IVV:     2,020.66 億USドル
  • VOO:   1,308.5 億USドル
  • SPLG: 33.45 億USドル

 

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社はSPYの運用も行っていますが、今回のベンチマーク変更で、SPLGとの棲み分けはどうなるのでしょうか。
また、SPYの総経費率設定を値下げすることはないということでしょうかね。
このあたりの戦略がよくわかりません。

いずれにしても、S&P500連動型のETFファンドはものすごい低コスト競争をしています。
投資家としては、VOO、IVV、SPLG(またはSPY)のいずれに投資しても、どれもコストが低すぎてほとんど遜色ないレベルといえます。
あとはファンド同士の意地のぶつかり合いでしょうか。

 

今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。