為替ヘッジのメリット・デメリットを確認

為替ヘッジのメリット・デメリットを確認

こんにちは。

このブログでは、アメリカを中心した外国株への投資について取り上げる機会が多いです。
これには、私の投資理念として、「分散投資が重要だと考えている」、「ここ30年という長期にわたり日本の株式市場(のみならず日本経済)が停滞していることに見られるように、日本株がそれほど有望(プラスサム)な投資対象とはは考えにくい」、という2つの意味合いがあります。

外国資産(投資信託やETF)への投資に関して、為替ヘッジという仕組みを用いられていることがあります。

簡単に言えば、一定期間先(数ヶ月〜1年以内)に、現在と同じ為替レートで通貨の取引をおこなえる為替予約をファンドが利用することにより、円高による損失を回避する仕組みです。

為替ヘッジについては、ググれば簡単に解説記事にたどり着けますが、たとえば以下の解説がわかりやすいと思います。

海外投資をするなら知っておきたい為替ヘッジとは?
投資信託の「為替ヘッジあり、なし」ってなにが違うの?

メリット

  • 為替レートが円高にふれたことによる損失を回避できる

したがって、インデックスファンドであれば、ベンチマークである株価指数の変動のみに着目すればよく、ベンチマークの上昇分がほぼそのまま基準価格に反映されます。

デメリット

  • 為替レートが円安にふれたことによる利益を得られない
  • ヘッジコストが発生する

為替ヘッジは、為替レートを固定しておくための措置ですので、円安にふれた場合には、恩恵をうけることができません。
また、単純な外国通貨建ての運用だけではなく、ひと手間かけることになるためコストが発生します。一般的には、日本と運用先の短期金利の差によって変動するため、前もって知ることができません。

為替ヘッジあり/なしのどちらがよいのか?:どちらともいえない

将来的に為替レートが円高・円安どちらにふれるかわからない以上、どちらかが正解とは言えません。
為替ヘッジにコストが発生してでも、為替変動のリスクを除外したいと思えば為替ハッジありのファンドでよいでしょうし、そこまで気にしないのであれば為替ヘッジなしのファンドでよいでしょう。

わたしもドル建て資産は保有していますが、為替ヘッジは利用していません。

過去の事例でいえば、過去35年間にアメリカのNYダウやS&P500のような高パフォーマンスの株価指数に投資していれば、為替ヘッジなしでも十分に報われました。長期的には指数の上昇によるリターンが十分すぎるほど大きく、円高のマイナス効果を補って余りうる結果でした。

以前の記事でみたように、1985年1月~2019年10月にドルコスト平均法でNYダウに毎月5万円投資していると、積立総額2090万円に対して運用後資産は約8968万円に達しています。

一方、下図のように、この期間に為替レートは1ドル=約255円(1985年1月)から1ドル=約109円(2019年10月)と、2倍以上円高にふれています。

投資対象が有望であれば、それほど為替ヘッジに気にしなくていいのではないかというのが私の考えです。

 

今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。