アメリカ籍投信の純資産残高の総額が20兆ドル突破:やはりインデックス運用が人気

アメリカ籍投信の純資産残高の総額が20兆ドル突破:やはりインデックス運用が人気

こんにちは。

資産運用がもっとも盛んな国であるアメリカで、投資信託(ETF含む)の純資産残高の総額が20兆ドルを突破したそうです。

 

20.7兆ドル(約2271兆円)と聞いても、途方もなく大きな金額であまりピンときませんね。そんなわけで比較対象となる数字を調べてみました。

  • 全世界の投資信託の総残高:51.61 兆ドル(約5662兆円)
    ※2019 年第 3四半期末時点の世界の規制オープンエンド投資信託の残高(国際投資信託協会(IIFA)による):投資信託の世界統計より引用
  • アメリカの投資信託の総残高:20.7兆ドル(約2271兆円)
    ※上記記事より
  • 日本の投資信託の総残高:約122兆円
    ※2019年11月末時点の公募投信の純資産総額:数字で見る投資信託より引用

 

全世界の投資信託の総残高の約40%がアメリカ籍であることになりますから、いかにアメリカの投資の市場が大きいかがわかります。
別の見方をすれば、日本の2019年のGDP(IMFによる10月時点の推計値)が約558兆円ですから、アメリカの投信総残高は、日本のGDPの約4倍ともいえます。
また、投信残高だけでみれば、アメリカは日本の約19倍にものぼります。

 

さて、投信の市場が大きくなっているということですが、もちろんインデックス(パッシブ)運用のファンドに資金が流れています。
投信の総残高は増えているにもかかわらず、アクティブファンドでは逆に資金が流出しています。

資金の出入りを表す純資金流出入額は19年にアクティブが614億ドルの流出超と、5年連続の流出と低迷。対象的にパッシブは4760億ドルの流入超となり、過去5年間で毎年3000~6000億ドル台の高水準の流入が続く。

引用元:https://www.morningstar.co.jp/market/2020/0114/fund_00454.html

この傾向はグラフで見てみると一目瞭然です。
アクティブファンドとパッシブファンド間で、資産残高が逆転する日もそう遠くなさそうですね。

 

引用元:https://www.morningstar.co.jp/market/2020/0114/fund_00454.html

 

 

このトレンドは、個人投資家のコスト意識が向上してきたことや、多くのアクティブファンドの成績がインデックス運用に劣ることが認知されてきたことの表れです。
資産運用の能力が急に向上されるはずがありませんから、今後もアクティブファンドは苦戦が続くことが予想されます。
アクティブファンドの中でも、特に、コストの高いファンドや運用実績の劣るファンドは資金流出が止まらないでしょうね。
当然の成り行きではないでしょうか。

 

今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。