NYダウが連日最高値を更新中
- 2019.11.09
- アメリカ

こんにちは。
早いもので、今年も残り2か月を切りました。
気候もだいぶ寒くなり、暑がりの私でも今秋はじめて長袖を着ました。
今回はNYダウの話題です。
NYダウが史上最高値を連日更新
今週(11/4週)は、NYダウが過去最高値を連日で更新しましたね。
11/8の終値で、NYダウは27,681.24ポイントまで達しました。
振り返ってみると、2017年1月にトランプ氏がアメリカ大統領に就任した直後、NYダウが史上初めて20,000ポイントを突破したことが話題になりました。
2017年1月から、3年もたたない間にNYダウは40%近く上昇しています。
今となっては20,000ポイントは当たり前、もしかすると数年のうちに30,000ポイント到達も十分にありえるのではないでしょうか。
インデックス投資家としての心構え
投資家としては、高値づかみしたくないという心情をもつのは当然でして、こういう状況では積極的に買付をする気は起きません。
これだけ相場が良い期間が続くと、近い将来に大きな下落がひかえているのではないかと心配に思う人もいるでしょう。
こういう考え方は重要で、いつ暴落が来ても良いように、積立投資とは別に投資資金を用意しておくのは重要です。
ただし、ドルコスト平均法を使ったインデックス投資をされているのであれば、気にせず投資し続けるべきです。
最高値更新といったニュースに振り回されず、淡々と続けていきましょう。
もちろん将来について確実なことは言えませんが、過去のNYダウの推移をみると、インデックス投資(特にアメリカ株)に自信をもてるのではないでしょうか。
NYダウのマイルストーン
過去のNYダウのマイルストーンを見てみましょう。
下図のチャートは、見やすいように縦軸をログ表示にしています。
NYダウは上昇率が高く、リニアスケールでは小さい値を見にくいので。
- 100ポイント越え:1919年
- 1,000ポイント越え:1972年
- 10,000ポイント越え:1999年

今では20,000ポイント越えも当たり前ですが、初めて10,000ポイントを超えたのはわずか20年前のことなのです。
この100年で見れば、なんと275倍ほどになっています。
このチャートを見ていると、私たちが生きている間に、NYダウが100,000ポイントはおろか、500,000ポイントに到達するとこもあり得るかもしれません。
中長期的には株式市場の暴落もあるでしょうが、それよりもさらに長い視点でみると、明るい未来が待っていると思えてきませんか?
経済学者ピケティは、現在3~4%の世界経済の成長率は長期的には減速していくが、どれでも、2100年の時点でも1.5%程度の水準でプラス成長は維持すると見込んでいます。
(たとえばhttps://cruel.org/candybox/pikettyjapaneseFAQ.pdfの2ページ参照)
長期のインデックス投資においては、目先の相場動向に振り回されずに、モクモクと積立を続けていくのが重要です。
それではまた。お付き合いいただきありがとうございました。
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