業界最低水準の運用コスト!「eMAXIS Slim」シリーズ
- 2019.11.17
- 投資全般

こんにちは。
前回の記事で、インデックスファンドの低コスト化について紹介しました。
そちらでも述べた通り、現時点において国内の投資信託の中では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がコスト最小になっています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)だけではなく、eMAXIS Slimシリーズは、ほかにも低コストで優れた投資信託がラインナップされています。
そこで、今回は、eMAXIS Slimシリーズについて解説します。
「eMAXIS Slimシリーズ」とは
「eMAXIS Slimシリーズ」の、三菱UFJ国際投信によって運営される、投資信託(ファンド)シリーズのブランド名です。
以下にこのファンドシリーズの特色を列記します。
- 投資家目線に立った、業界最低水準の運用コスト。
- 幅広い資産クラス(株式、債券、REIT、バランス)にわたる、13本のファンド設定。
- 個人投資家に評価されている。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」を7本が受賞(20ファンド中)。
1. 業界最低水準の運用コスト
ファンドの運用方針として、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」を掲げています。
個人投資家に寄りそった姿勢であり、好感がもてます。
実際、下図のように、年々運用コストを削減しています。

2. 幅広い資産クラス(株式、債券、REIT、バランス)にわたる、13本のファンド設定
こちらについては、次の項目(3. 個人投資家に評価されている)とあわせて確認します。
3. 個人投資家に評価されている
各ファンドを一覧表にまとめました。
運用コスト(信託報酬等)が税抜きではすべて0.2%以下です。
そうなると必然的に個人投資家から高い評価を受けます。
まとめ:低コストはやっぱり重要
前回の記事にも載せた、以下の表をご覧ください。
長期になればなるほど、わずかな運用コストの違いが大きなリターン差になります。
一昔前は、インデックスファンドでも運用コスト1%ほどは普通だったように覚えています。
しかし、年間利回り5%で運用コスト1.0%のファンドに投資した場合、運用コスト0.1%のファンドと比べて、30年間でリターンが30%近く低くなってしまいます。
その分だけ、ファンドに多くのコストを支払うことになってしまうということです。
長期投資をおこなう上では、コストを意識することが非常に重要なのです。
この点は何度強調しても強調しずぎることはありません。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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